北海道内で11日、新型コロナウイルスの感染者が新たに421人確認された。前日(409人)を上回り、過去最多となった9日の506人に次ぐ2番目の多さとなった。400人を超すのは4日連続。
札幌市では280人の新規感染者が確認された。道内での新たな死者は5人で、いずれも札幌市内だった。
札幌以外の保健所設置市(旭川、函館、小樽)の公表分は、旭川市15人、函館市6人、小樽市7人。道庁公表分は113人。主要市以外の地域分が連日100人を超え、感染が全道に拡大している。
札幌市では新たなクラスター(感染者集団)が2件発生。認定こども園で5人(園児3人、職員2人)が感染した。濃厚接触者は97人。有料老人ホームでは8人(入居者5人、従業員3人)が感染した。濃厚接触者は91人。
北海道は新型コロナ対応の特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」が9~31日の期間に適用されている。12日からは、札幌市内の飲食店に終日の酒類提供自粛が要請される。また、飲食店以外の商業施設などの午後8時までの時短要請や、札幌市営地下鉄や市電、JR札幌駅発の列車の終電繰り上げも実施される。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル